Art for Well-Being

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2025年02月19日

[展覧会/シンポジウム]Art for Well-being 表現とケアとテクノロジーのこれから

展覧会

表現すること、表現に触れること、表現しあうことは、よく生きるために必要です。だからこそ、病気や事故、障害の重度化などによって、心身がどのような状態に変化しても、さまざまな道具や技法、AI(人工知能)やMR(複合現実)などの新しいテクノロジーとともに、自由に文化芸術活動をはじめることや継続できる方法を探っています。

テクノロジーを導入するときに何を大事にしたいのか、実際に活動を始めて広めるためにはどのようなチームづくりや工夫を心がけるとよいか。本展覧会は、障害のある人たちの表現活動とケアの現場、そしてテクノロジーとの出会いから見えてきた可能性や課題を展示し、これからの可能性をみなさんと一緒に考えていきます。

■会期
2025年3月19日(水)-3月23日(日)
13:00-19:00

■会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
スタジオ A
(東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル 地下2階)
Google Map / 周辺アクセス

車椅子などをご利用の場合は、アクセスページに掲載している車いす等利用者向け推奨ルート(PDF)および館内バリアフリー情報にてご確認ください。
https://ccbt.rekibun.or.jp/visit#access

■入場料
無料

■シンポジウム
実験的な取り組みに関わってきた障害福祉の現場の人たちや技術者が集い、現時点での課題や期待などを共有しながら今後の可能性や展望について語り合います。

シンポジウム① 3月19日(水)17:00-18:30
「身体表現とテクノロジーとウェルビーイング」

登壇者
・新井 英夫(体奏家・ダンスアーティスト)
・板坂 記代子(踊る手しごと屋)
・佐久間 新(ジャワ舞踊家)
・筧 康明(インタラクティブメディア研究者/アーティスト、東京大学大学院 教授)*オンライン登壇
・渡邊 淳司(日本電信電話株式会社 [NTT] 上席特別研究員)
・司会進行: 小林 茂(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授)

シンポジウム② 3月21日(金)16:00-18:00
「ケアの現場で考える、音色生成AI・MRとつくる表現の可能性」

登壇者
・木村 基(四天王寺和らぎ苑 リハビリテーション室 主任、作業療法士)
・徳井 直生(アーティスト、株式会社Neutone 代表取締役)
・武田 和恵(福祉とアートのコーディネーター)
・菊地 将晃(ダンサー)
・緒方 壽人(デザインエンジニア、Takramディレクター)
・清水 淳子(デザインリサーチャー)
・司会進行: 小林 茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授)

▷参加費 各回無料
▷定員  各回 50名(要申込)
▷ライブ配信・アーカイブ配信あり(要申込)
▷文字による情報保障あり
▷登壇者の体調によっては、オンラインでの登壇に変更したり、終演時間を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。      

■ギャラリーツアー
Art for Well-being プロジェクトスタッフによる展示内容の紹介ツアーを実施します。
毎日2回ずつ実施
[1]14:00~15:00
[2]17:00~18:00 ※3/19(水)・3/21(金)除く
▷参加費無料、定員:各回5名
▷シンポジウム開催中はございません

展示内容

① 身近な音と新たな音色が生み出す表現
AIを用いて新しい音色を生成するツール「Neutone Morpho」を使って、身近な音から音・楽をつくりだす。重症心身障害のある人たちをケアする〈四天王寺和らぎ苑(大阪)〉にて展開。

② なみにふれるダンスワークショップ
現実と仮想世界を融合させた複合現実のなかで、なみの動きを通して感覚を共有し、表現する取り組み「WAVE:なみのダンスとMR」。山形県内で福祉とアートをつなぐ活動に取り組む武田和恵と菊地将晃が、福祉・教育・公共文化施設などへ展開。

③ とけていくテクノロジーの縁結び
ALSと向き合う体奏家・新井英夫、ジャワ舞踊家・佐久間新、踊る手しごと屋・板坂記代子、インタラクティブメディア研究者・筧康明によるコレクティブ。変容しあう身体とテクノロジーの関係による即興的で実験的な表現。

④ 福祉×NFTアートによる仕事づくり
アートとデジタルによる新しい仕事づくりとデジタル上の福祉の実現をめざす「Good Job! Digital Factory」。福祉×NFTの取り組みを広めていくため、ボクセルアートによるNFTプロジェクトの伴走支援を実施[助成:日本財団]。

シンポジウム

実験的な取り組みに関わってきた障害福祉の現場の人や技術者たちが集い、現時点での課題や期待などを共有しながら今後の期待や可能性について語り合います。

■日時・テーマ
① 3月19日(水) 17:00-18:30
「身体表現とテクノロジーとウェルビーイング」

② 3月21日(金) 16:00-18:00
「ケアの現場で考える、音色生成AI・MRとつくる表現の可能性」


■会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
オープンスペース

■参加費
各回 無料、 定員50名(要申込)
ライブ配信・アーカイブ配信あり (要申込)

■情報保障
文字による情報保障あり

■登壇者
① 3月19日(水) 17:00-18:30
「身体表現とテクノロジーとウェルビーイング」

【登壇者】
・新井 英夫(体奏家・ダンスアーティスト)
・板坂 記代子(踊る手しごと屋)
・佐久間 新(ジャワ舞踊家)
・筧 康明(インタラクティブメディア研究者/アーティスト、東京大学大学院 教授)*オンライン登壇
・渡邊 淳司(日本電信電話株式会社 [NTT] 上席特別研究員)

【司会進行】
・小林 茂(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授)


② 3月21日(金) 16:00-18:00
「ケアの現場で考える、音色生成AI・MRとつくる表現の可能性」

【登壇者】
・木村 基(四天王寺和らぎ苑 リハビリテーション室 主任、作業療法士)
・徳井 直生(アーティスト、株式会社Neutone 代表取締役)
・武田 和恵(福祉とアートのコーディネーター)
・菊地 将晃(ダンサー)
・緒方 壽人(デザインエンジニア、Takramディレクター)
・清水 淳子(デザインリサーチャー)

【司会進行】
・小林 茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授)

ギャラリーツアー

Art for Well-being プロジェクトスタッフによる展示内容の紹介ツアーを実施します。
毎日2回ずつ実施
[1]14:00~15:00
[2]17:00~18:00 ※3/19(水)・3/21(金)除く
▷参加費無料、定員:各回5名
▷シンポジウム開催中はございません

アクセス

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
(東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル 地下2階)
Google Map / 周辺アクセス

車椅子などをご利用の場合は、アクセスページに掲載している車いす等利用者向け推奨ルート(PDF)および館内バリアフリー情報にてご確認ください。
https://ccbt.rekibun.or.jp/visit#access

お問い合わせ・お申し込み

一般財団法人たんぽぽの家
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
TEL. 0742-43-7055 FAX. 0742-49-5501
メール art-wellbeing@popo.or.jp

■主催
文化庁/一般財団法人たんぽぽの家
文化厅委託事業 「令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業」 

■提携
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
(公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)

■協力
社会福祉法人わたぼうしの会、NPO法人エイブル・アート・ジャパン

■全体監修
小林茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS])

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