Art for Well-Being

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2026年02月20日

ドキュメンタリー映像上映会&トーク「とけていくテクノロジーの縁結び」@北とぴあ/3月27日

ALSを発症した体奏家の新井英夫さん、ジャワ舞踊家の佐久間新さん、踊る手しごと屋の板坂記代子さん、そしてアーティスト/インタラクティブメディア研究者の筧康明さん。この4名によるコレクティブ「とけていくテクノロジーの縁結び」のドキュメンタリー映像上映会&トークを開催します。

たんぽぽの家では、「Art for Well-being」プロジェクトを通じて、テクノロジーとの出会いから生まれる、多様な心身を持つ人たちの表現の可能性を追求してきました。

このプロジェクトから誕生した「とけていくテクノロジーの縁結び」では、新井さん、佐久間さん、板坂さんが培ってきた身体的技法と、筧さんによるテクノロジーを用いたアプローチが重なり合い、ここにしかない関係性が立ち現れました。そのパフォーマンスの現場に立ち会った映像作家・丸尾隆一さんが、響き合う身体と技術のありようをドキュメンタリー映像にまとめています。

今回の上映会では、1年目(2023-2024年)のダイジェスト映像とともに、公開実験ノーカット版を含む2年目(2024-2025年)の取組映像を上映します。上映後には出演メンバーとプロジェクト監修者をむかえてトークを実施します。

これまで京都、山口、大分の3都市で開催してきた本上映会ですが、東京での開催は今回が初めてとなります。パフォーマンスの舞台となったのは、東京・北区の「東十条ふれあい館」でした。ゆかりのある北区の「北とぴあ ドームホール」で上映できることを嬉しく思います。

進行性の病であるALSによって、この3年間で新井さんの身体は刻々と変化し、2026年1月には気管切開の手術を受けられました。本イベントに向けて、新井さんから届いたメッセージをご紹介します。

[新井英夫さんからのメッセージ]

私は今年1月に延命のための気管切開手術を受け、その結果現在声を失っています。当日は日々試行錯誤中の新たなコミニケーションの方法でトークに登壇します。ゆっくりだったり伝わりにくかったり…と予想されますが、その「不自由さゆえの発見」をいっしょに楽しんでいただけたらと思っております。皆さんとの交流と対話を楽しみにしています!

”障害” や ”テクノロジー” について捉えなおす上映会・トーク。みなさまぜひお越しください。

⚫︎日時
2026年 3月27日(金)18:30~21:00
※開場は18:00から
※途中入退場 可

⚫︎会場
北とぴあ ドームホール
( 〒114-8503 東京都北区王子1丁目11−1)
アクセス: https://www.hokutopia.jp/access/

⚫︎トーク登壇者
・新井英夫(体奏家・ダンスアーティスト)
・板坂記代子(踊る手しごと屋)
・佐久間新(ジャワ舞踊家)
・筧 康明(インタラクティブメディア研究者/アーティスト、東京大学大学院 教授)
・小林 茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]図書館長・教授)
・[趣旨説明・進行]後安美紀、小林大祐(一般財団法人たんぽぽの家)

※登壇者は当日の状況によりオンライン参加または欠席となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

⚫︎定員
70人(先着順)

⚫︎チケット料金
・一般 一律1,500円(税込)
・学生 無料
・障害のある人(と介助者1名まで) 無料
※要事前予約。定員に余裕がある場合のみ当日券を会場で販売します。

⚫︎タイムテーブル
18:00 開場
18:30 「とけていくテクノロジーの縁結び シーズン1」ダイジェスト版 上映[約20分]
18:50 「とけていくテクノロジーの縁結び シーズン2」上映[約70分]
20:00 休憩[10分]
20:10 トーク[50分]
21:00 終了

⚫︎主催
文化庁、一般財団法人たんぽぽの家
文化庁 「令和7年度障害者等による文化芸術活動推進事業」

お申し込み方法

【申込方法①】
チケットサイト Peatix から事前に参加費をお支払いいただきお申込みください。
https://art-for-wellbeing-film-20260327.peatix.com

【申込方法②】
当日お支払いをご希望の人は、Googleフォームからお申込みください。
フォームURL: https://forms.gle/egS69MT6EVvtRfyQ7

【申込方法③】
電話またはメールにてお申込みをご希望の方は以下までお問い合わせください。
一般財団法人たんぽぽの家 Art for Well-being 事務局
電 話: 0742-43-7055
メール: art-wellbeing@popo.or.jp

出演者プロフィール

登壇者の体調によっては、オンラインでの登壇に変更または欠席、あるいは終演時間を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。


新井 英夫(あらい ひでお)
体奏家・ダンスアーティスト

自然に沿い「力を抜く」身体メソッド「野口体操」を創始者野口三千三氏に学び、深い影響を受ける。演劇活動を経て1997年よりダンスへ。国内外での舞台活動と共に、日本各地の小中学校・公共ホール・福祉施設等で「ほぐす・つながる・つくる」からだのワークショップを展開。2022年夏にALS(筋萎縮性側索硬化症)の診断を受ける。以降、対処療法を続けながら、車いすを操り、日々即興ダンスをし、各地でのワークショップ活動をSNSで発信している。


板坂 記代子(いたさか きよこ)
踊る手しごと屋

1979年山形県生まれ。大学で絵画を学び、絵本と版画の制作を行ったのち、2006年新井英夫の野口体操と体奏に出会い、即興をベースにした身体表現を学ぶ。2010年より新井とともに舞台公演活動および、身体と造形のワークショップを実施中。自身の活動として、「てきとう手しごと工房」主宰。糸つむぎなど原初的な行為を「感覚遊び」としてとらえなおし、暮らしに忍び込ませる探求をしている。


佐久間 新(さくま しん)
ジャワ舞踊家

幼少の頃、臨床心理学者の父が自閉症のこどもと転がる姿を眺める。大阪大学でガムランを始める。同じ頃、流れる水のように舞うジャワ舞踊家ベン・スハルト氏に出会い、留学を決意。たんぽぽの家の障害者との出会い以降、即興ダンスとマイノリティの人たちとのダンスに傾注。現在は、ジャワ舞踊をベースにアート、ケア、テクノロジーなど他領域との横断的な協働、新作発表を国際的に行っている。
最近の活動に、振付作品「PATINA」(2018) OzAsia Festival Adelaide招聘、演出作品「だんだんたんぼに夜明かしカエル」(2019)、映像作品「Teletari Odottari」(2021) Jakarta Contemporary Dance Festival招聘 大阪大学などで非常勤講師。


筧 康明(かけひ やすあき)
インタラクティブメディア研究者/アーティスト、東京大学大学院 教授

1979年京都生まれ。博士(学際情報学)。2007年に東京大学大学院にて博士号を取得。慶應義塾大学、MITメディアラボ等での活動を経て、現在は東京大学大学院情報学環教授。物理素材の特性や質感、現象を起点に、フィジカルインタフェース研究、メディアアート作品の制作、インタラクションデザインに取り組む。その成果は、CHI、UIST等の国際会議、Ars Electronica、文化庁メディア芸術祭、瀬戸内国際芸術祭等のアートフェスティバルや展覧会など、分野を超えて発表され、受賞も多数。主な共著に『触楽入門』(朝日出版社、2016年)、『デジタルファブリケーションとメディア』(コロナ社、2024年)。


撮影:丸尾隆一

小林 茂
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]図書館長・教授

オープンソースハードウェアやデジタルファブリケーションを活用し、多様なスキル、視点、経験を持つ人々が協働でイノベーションに挑戦するための手法や、その過程で生まれる知的財産を扱うのに適切なルールを探求。著書に『テクノロジーって何だろう?——〈未完了相〉で出会い直すための手引き』『Prototyping Lab第2版』『アイデアスケッチ』、監訳書に『Design Meets Disability(デザインと障害が出会うとき)』など。岐阜県大垣市において2010年より隔年で開催しているメイカームーブメントの祭典「Ogaki Mini Maker Faire」では2014年より2024年まで総合ディレクターを担当。



本イベントは文化庁委託事業 「令和7年度障害者等による文化芸術活動推進事業」『Art for Well-being 障害福祉の現場におけるアート×テクノロジー活用人材の育成プログラム開発と普及』の一環として実施します。

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