2024年08月03日
2023年05月26日
Art for Well-beingの取り組みを、<日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS>が運営するWebメディア『DIVERSITY IN THE ARTS TODAY』でご紹介いただきました。
<日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS>は、日本財団による「障害と芸術文化」領域への支援活動のもとに立ち上がった一連のプロジェクトです。多様な個性に寛容なインクルーシブな社会の実現を目指し、既成にとらわれない多彩な展覧会やパフォーミングアーツの公演などの事業を企画・運営をしています。
Webメディア『DIVERSITY IN THE ARTS TODAY』は、多様性の意義と価値を広く伝え、表現活動を行う障害のある人たちのアート作品とそれを取り巻く文化を広く横断的に情報発信しています。
今回の特集は「テクノロジー、その先へ」で、CG、VR(仮想現実)、AI(人工知能)などテクノロジーの発達により、アートの可能性もますます広がっています。テクノロジーとの付き合い方、アートとの関係、その先を考えます。その特集の中で、AIを活用した表現活動の事例としてご紹介いただいています。ほかの記事もとても興味深く、ぜひあわせてご覧ください。
表現によっていきいきと自分らしさを解放し豊かに世界とつながっていた人が、もし心身の変化によって創作活動ができなくなってしまったら?
福祉施設で生み出されるすばらしいアートに触れるなかで、そんな疑問を抱くことがある。いま、テクノロジーを通してこの問いに向き合っているのが奈良県奈良市にある〈たんぽぽの家〉だ。同団体では、病気や事故、加齢、障害の重度化により心身の状態がどのように変化しても、さまざまな道具や技法とともに、自由に創作を始めること、表現を継続することを模索する「Art for Well-being」プロジェクトに2020年から取り組んでいる。